野立て太陽光発電システム用架台・施工の選び方

野立て太陽光発電システム用架台・施工の選び方

* : * : chinaeco * : 2018-04-05 * : 281

           架台と施工の重要性

  

  太陽光発電所は20年以上もの長期運営になります。しかも、一旦太陽光発電システムを設置してしまったら、システム自体を見直すことは簡単にはできません。導入時にしっかりした架台を選択し、丁寧な組立施工/電気施工をしてもらうことは、運営中のトラブルをできるだけ回避するために非常に重要です。


  もちろん、太陽光パネルやパワコンの選択も重要です。でも、パネルやパワコンであれば製品名が見積書にはっきりと記載されているので、それ以外の製品が納品されることはありません。見積り比較するのも明確ですよね!?

  

  それに比べて『架台』とか『施工』って何かボヤ~っとしてませんか?

  どんな架台が用いられて、どんな施工がされるのかハッキリしないケースも多いです。どんな施工かわからないと、見積り比較も難しいですよね?一式とかと記載されてる見積書も多いし・・・!?長期運営という視点からは、むしろパネルやパワコンの選択以上に重要といえるのに!

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  野立て太陽光発電システム用『架台』の選び方


  野立て用架台とは太陽光パネルを地面に設置するための台のことです。

  太陽光パネルをしかっりと支え、強風や積雪、塩害、錆などに長期間耐えられるものでなくてはなりません。

  架台は大きく2種類に分類されます。単管パイプやアルミ架台を用いた都度設計架台と太陽光パネルを設置するため専用に事前設計された太陽光発電システム専用架台です。

 

  架台の基礎工事


  架台の基礎工法は強度に影響するので非常に重要です。

  太陽光発電システムの架台基礎には『コンクリート基礎』『コンクリート置き基礎』『グランドスクリュー基礎』『杭打ち基礎』等が用いられます。コストはコンクリート基礎>コンクリート置き基礎>グランドスクリュー基礎>杭打ち基礎ってな感じでしょうか!? コンクリート基礎はコスト的に高すぎるし、杭打ち基礎は強度に不安がありそうなので、管理人ならコンクリート置き基礎かグランドスクリュー基礎の2択かな!?


  架台の材質


  『スチール製架台』か『アルミニウム製架台』がほとんどです。

  コストが安く強度が強いのはスチール製ですが、錆(さび)に弱いという欠点があります。スチール製を選ぶなら錆対策として『溶融亜鉛メッキ(ドブづけ)処理』は必需です。一方のアルミニウム製は軽くて錆に強く耐久性抜群です。アルミニウム合金材を使用すれば強度もスチールと遜色ありません。野立て太陽光発電システムの架台として理想的です、日本をはじめに大量採用されております。見た目も高級そうだし、管理人も非常に惹かれるのですが、やはりコストが・・・って感じです。


   施工について


  管理人は施工について素人がごちゃごちゃ口出ししない方がうまくいくくらいに思ってました。しかし、これは大きな間違いでした。 管理人の太陽光発電所はパネルレイアウト設計からパネル設置施工、電気工事施工まで全ておまかせだったので、施工会社の意のままの施工になってしまいました・・・出来上がった発電システムを見ると非常に『雑』な仕上がりです・・・

  

  何でこうなってるの?というような疑問点がいっぱい!?設計時/施工時にもっともっと口出しすべきだったと反省です。施工のプロだからと過信しない方が絶対にいいですよ!自分の収益に直結するわけではないので、そんなに真剣に考えてはくれません。やりやすさ第一の施工になります。ケーブルの延長接続処理。時間帯によっては紫外線にさらされます。これで20年ももつの?


   パネルレイアウト設計時に確認すること


  パネルレイアウト設計時に何も言わないと、施工会社がやりやすいようにレイアウト設計されてしまいます!?収益性なんて二の次になりますよ。

  

  ・パネルが真南(180度)向きにレイアウトされているか?


  管理人の西尾市発電所はパネルの設置方位角が南西225度です。なんで?? 面積は十分広いので、工夫すれば真南設置は可能だったと思います。でも、真南レイアウトは設計・施工がやりにくい・・・施工しやすいようにレイアウトされた結果だと思います。設置方位角が真南でない場合(地形や面積の問題でどうしようもない場合もあります)は、必ず理由の確認を。

 

  

  ・影の影響を極力避けたレイアウトになっているか?


  管理人の有田市発電所は構内電柱と連系電柱の影をもろに受けます。上手くレイアウトすれば影を避けたレイアウトが可能だと思うのですが・・・工夫の形跡、まるでなしです!?冬至の9時から15時まで影の影響を受けないレイアウトが理想です。

  

  ・陰に強い配線系統になっているか?


  どうしても避けられない影がある場合は、配線の工夫で発電量をできるだけ多くなるようにする必要があります。マルチストリング方式以外のパワコンでは、1回路の電圧が低くなると他の回路の電圧も低い方に引っ張られます。パワコン内の回路毎に電圧のバランスがとれるような配線工夫が必要です。

 

  ・パネル下以外のケーブル処理


  接続ケーブルは長期間紫外線にさらされると脆くなりやすいです。また、余ったケーブルの処理が雑だと草刈り時に損傷させてしまうかもしれません!?パネル下では余ったケーブルの処理方法を、パネル下以外のケーブル処理は、むき出し?PF管?埋設処理?か確認する必要があります。

  

  ・パワコンの回路毎のパネル直列枚数、回路数の確認


  マルチストリング方式のパワコンなら必要ありませんが、それ以外のパワコンでは回路ごとの電圧バランスがとれているかの確認のため、一応確認しておきましょう。


  施工時に確認すること

  

  施工時には設計通りに施工されているかの確認が必要です。任せきっりにするのではなく、顔を出し、疑問点があれば放っておくのではなく、その場で尋ねることが重要です。特にパワコンにパネルが設計通りに接続されているかの確認が重要だと考えます。配線後に素人が確認できるもんではありません・・・チェックシートを電気工事士に渡し、配線後、パワコンの回路ごとの電圧を記載してもらうのも一つの方法ですね。

   


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