エネルギー差し引きゼロの集合住宅 京セラと大東建託が開発

エネルギー差し引きゼロの集合住宅 京セラと大東建託が開発

* : * : admin * : 2017-12-12 * : 83
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       京セラと大東建託は29日、エネルギーの使用量と生産量が同等のネットゼロエネルギー住宅(ZEH)仕様の賃貸集合住宅を開発したと発表した。近く第1号が静岡県伊豆市で完成予定。今後は両社で広く拡販を図る。
       開発した集合住宅は、京セラの太陽光発電設備を設置し、余剰電力の売却や各戸への電力分配などをまとめて行う「低圧一括受電システム」を導入したのが特徴。断熱性を高める床下設計を考案し、省エネ性が高い部材も採用した。
       入居者にとっては快適性の向上や光熱費の削減につながる。建物の魅力が高まるため、入居率の安定化も見込めるという。
       伊豆市では、木造2階建て延べ約350平方メートルの集合住宅が30日に完成する。6世帯が入居でき、21・8キロワットの太陽光発電設備を設置した。両社は「今後も積極的に展開し、快適な住空間の実現や環境負荷の低減に貢献したい」としている。