千葉商科大、日本初「自然エネルギー100%大学」宣言

千葉商科大、日本初「自然エネルギー100%大学」宣言

* : * : admin * : 2017-12-12 * : 15
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       千葉商科大学が千葉県野田市に設置した大規模太陽光発電所(同大提供)(写真:SankeiBiz)
       ■メガソーラーで学内電力を調達
       千葉商科大学は2020年度までに「日本初の自然エネルギー100%大学」を目指す。18年3月までに千葉県野田市にある大規模太陽光発電所(メガソーラー)の発電能力を増強し、学内全ての消費電力量を賄うのに加え、20年度には、ガスを含めた全てのエネルギー消費をメガソーラーの発電量の枠内に抑える方針だ。
       東京都内で会見した原科幸彦学長は、「千葉商科大がまず実績をつくり、多くの企業や大学にも、自然エネルギー100%の取り組みを広げていきたい」と語った。
       千葉商科大学は14年、野田市の同大学グラウンド跡地(約4.7ヘクタール)に、約7億円をかけてメガソーラーを建設。約1万枚のソーラーパネルを設置した。発電能力は約2.45メガワットで、16年度は一般家庭約800世帯が1年間に使う電気量に当たる、約336万キロワット時を発電した。
       一方、大学全体の消費電力は439万キロワット時。野田のメガソーラー発電量は、大学全体の消費電力量の約77%に当たる。そこで千葉商科大は「残り23%分を省エネなどで工夫すれば、消費電力量の全てを自前で調達できるようになる」(原科学長)と考えた。
       具体的には、メガソーラー発電所のパネル増設などにより発電能力を約17%高める。同時に、学内の電球を全てLED(発光ダイオード)式に交換するほか、温度計測センサーをキャンパス内の約1000カ所に設置し、空調や照明などの動作状況を細かくチェックして、電力消費の可視化を図る。この上でさらに、学生に節電を呼びかける。
       将来は千葉商科大発ベンチャーで、エネルギー分野のコンサルティングを手がけるCUCエネルギー(千葉県市川市)が中心となり、こうした取り組みのノウハウや経験を生かし、市川市周辺の東葛地区を対象に、地熱や風力などの自然エネルギーから発電した電気を活用する、地域分散型エネルギー社会の構築を目指す。