太陽光発電の第1回入札、最安値は18円/kWhを切る結果に

太陽光発電の第1回入札、最安値は18円/kWhを切る結果に

* : * : admin * : 2017-12-12 * : 22
       2017年11月21日に開催された政府の調達価格算定委員会で、改正FIT法に基づき9~11月にかけて実施された太陽光発電の第1回入札の結果が公表された。合計9件、出力ベースでは合計約141MWが落札された。最も安い入札価格は、17.20円/kWhだった。
       政府はFITによる太陽光発電の買い取り費用低減を目的に、2MW以上の事業を対象に入札制度を導入した。2017~2019年度の間に合計3回の入札を実施する予定で、今回が初入札となる。第1回入札では募集容量の上限を500MWと定めていた。
       入札に参加する事業者は、まず事業計画を指定入札機関である低炭素投資促進機構に提出し、審査を受ける必要がある。今回提出された事業計画数は合計29件で、提出計画全ての設備の出力合計は、募集要領に近い約490MWにのぼった。このうち審査を通過した事業計画は23件で、出力ベースでは約388MWだった。
       入札では希望する1kWh当たりの買い取り価格と、計画する発電所の発電出力の札を入れる。第1回入札の買い取り価格の上限は21.00円/kWhで、安い価格で入札した順に落札者が決まっていく仕組みだ。落札者の決定は、政府が事前に定めた募集容量に達するまで行われる。なお、同じ価格で入札をした事業者が複数いた場合、落札者の順位はくじで決めることになっている。
       第1回入札の最終的な落札件数は9件で、合計容量は約141.4MWだった。買い取り価格の最安値は、HINA(千葉市)が計画する7.26MWの案件で、17.2円/kWh。2017年度の買い取り価格である21円/kWhより、3.8円安くなるという結果となった。なお、最高落札価格は21.00円/kWhで、2件がこの価格で落札されている。
       なお、2018年度に行われる予定の第2回、第3回入札における募集容量や上限価格は、今回の結果を検証した上で調達価格算定委員会が決定する予定だ。