(青森)十和田市内に県農民組合がメガソーラー発電所

(青森)十和田市内に県農民組合がメガソーラー発電所

* : * : chinaeco * : 2018-01-15 * : 84

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         十和田市相坂の高見地区に、県農民組合が主体の「ファーマーズエナジー青森」(斎藤孝一社長)がメガソーラー発電所を建設し、昨年末から営業を始めた。同組合主導によるメガソーラー発電所は八戸市美保野地区に次いで2カ所目となる。

  エナジー社は12日、事業概要を発表した。それによると、今回稼働した十和田相坂高見太陽光発電所は、4万4千平方メートルの敷地に太陽光パネル8640枚を設置し、出力は2千キロワット。売電により年間約1億円の売り上げを見込んでいる。

  エナジー社は2012年に計画をスタート。しかし、売電単価の引き下げや電力各社の買い取り抑制から、高見地区への建設はいったん断念した。しかし、先行していた美保野地区発電所が16年末に完成したのを契機に、新たに城南信用金庫と青い森信用金庫の協調融資を獲得。昨年12月中旬に施設が完成し、同月26日から売電を開始した。

  斎藤社長は「今回の発電所開設は脱原発社会への一つのステップにすぎない。今後は、農家の小規模太陽光発電所づくりを支援し、自然エネルギーを活用していく力になりたい」などと意気込みを語った。